全体活動内容

7/25〜7/27 東日本大震災 災害ボランティア報告

7/25〜7/27まで東日本大震災JAグループ支援隊にJA静岡県青壮年連盟全体では42名が参加し、その内JAしみずからは部長の私を含め3名が参加しました。
作業場所は陸前高田市でしたが、近場での宿の確保が困難なため、宿泊先はバスで2時間ほどの花巻市でした。
作業内容は水田排水路のヘドロの撤去作業でした。事前にボランティアセンターに立ち寄り、「体調管理」、「熱中症対策」、「クギやガラスでケガをしない」などの注意事項について説明を受けたあとの作業となりました。瓦礫の撤去作業に重機を使用しているため、当然ながら手作業で行い、ヘドロは深いところで70cm以上ありましたので想像以上に大変でした。ヘドロの臭いもさることながら、ハエが多かったです。1日で数十メートルしか進めませんでした。復旧にはかなりの年月がかかることを実感させられました。
周囲を見回すと、テレビの画面越しで見るのとは違い、津波の威力の凄さを目の当たりにしました。高台には津波の被害を免れた地域は住宅地、平地には瓦礫の山以外何もないという印象です。岩手は平地が少ないと説明を受けた通り、海岸から近くの高台までは1km程度でした。その距離の差でこんなにも違うのか?という感じを受けました。作業場所近くに学校があり、子供たちがグランドで元気に駆け回っている光景を見ました。何となくホッとしたのと同時に前に向いて進んでいることを感じました。
帰りにウィルビーの志村先生がホテルに来てくれたので、少しの時間ではありましたが話を聞きました。その中で「強いつながりがある組織は立ち直りが早い」という言葉が印象的でした。今のJAしみず青壮年部には「強いつながり」があるのか?考えさせられました。また、作っていけるような活動をしていかなくてはいけないと思いました。
今回は短い期間でしたが、行ってよかったと思います。自分の生活、家族、仕事、仲間など色々なことを考えさせられました。ニュースでは被災地の現状についての報道が少なくなっている中、皆さまも一度現地に足を運んでみていただきたいと思います。


○JAしみずは、静岡県中部の、旧市制・清水市(現在:静岡市清水区)を管内にしています。東西12km南北25kmの起伏に富んだ地形で、気候にも恵まれた日本一住みやすい環境の地です。



この恵まれた自然条件を活かして栽培された、ミカン・茶・花・野菜など130品目余りの農産物を、全国に向け出荷販売をしています。







○〒424-0192 静岡県静岡市清水区庵原町1番地







   TEL:(054)367-3210(営農部営農企画課)



   FAX:(054)364-4001







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        einou-s@shimizu.ja-shizuoka.or.jp(営農部営農企画課)



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○部員数:153名(平成23年4月現在)







○主 作 物:ミカン・お茶・そ菜・花卉ほか